Book Report: I Dated Him So You Don't Have To
Author: Samantha N.
翻訳版の有無: なし
映像化: なし
英語レベル: Advanced(一年間で一冊洋書を読了できるレベル)
*続編に、「I Dated Him So You Don't Have To Vol. 2」があります。
「笑い話に出来るまで、何度恋を重ねるのだろう。悪縁だって学びなら宝になる。」
とはいえ、各自、くれくれ星人にはご注意を。
人が誰かとデートする理由は人それぞれ。
純粋にパートナーを探してデートする人もいれば、意図せず引き合わされてデートに行く人もいますし、寂しさを紛らわせるためにデートする人だっています。
その目的自体に何かを言うつもりはありませんが、とはいえ、マナーとか、マナーとか、マナーとか(三回も言ったよ 笑)、最低限のエチケットは守ってほしいもの。
本作は、女性の視点からそれぞれが経験したデートの時のエピソードが紹介されるオムニバス形式の経験談になっていて、心が温まるほっこりエピソードから、変な男にめぐり合ってしまった残念エピソードまで様々取り寄せられています。
いろいろな意味を込めて、「I Dated Him So You Don't Have To=あなたが彼とデートしなくて済むように、私がやっておいた。」というタイトルになったのでしょう。
ほっこりエピソードや、そのデートをきっかけに長い期間交際が続く真剣な関係になったものはいいとして、いわゆる地雷エピソードに登場する男性達は、どういう気持ちでそんな行動を取ったのだろうか、というのが私の素朴な疑問。
その場に居合わせた女性ではないけれど、こっちは真剣にパートナー探しにきているのであれば、笑い話にするには心のダメージが大きいものもあったりして。
スポーツジムからデート現場に直行した男が汗臭かったりとか、恋人でも何でもない二人の女性のルームメイトとの関係に巻き込もうとする男性とか、読者の私も腑に落ちない出会いだなと思うエピソードがありましたし。
かと思えば、男性の部屋で見つけた恐竜のぬいぐるみには名前がついていて、どんな時もベッドの上で自分達を見守ってくれている存在で、という心が温まるものもあり。
男性の寝室にぬいぐるみが置いてある、というのは、関係が浅い段階でいきなり発見してしまうと確かに驚いてしまいますが、そこも彼の魅力として女性側が受け入れるエピソードは私も心がほっこりしました。
これこそ笑い話にできるエピソードだなと思います。
一番最初のデートの段階で強烈な印象を残す男性達に出会うのですから、女性側も精神的に疲れてしまいますが、パートナー探しの第二関門が初デートなのではないでしょうか?
(第一関門は、初デート前の諸々のやり取りかなと。)
そうそう。
こういう作品に登場する地雷男・地雷女って、共通して、相手から何かを奪おうとしする「くれくれ星人」なのではないかと思うんですよね。
意図しても、意図しなくとも、相手の時間、エネルギー、これから一緒に歩んでいく人になるのかもという淡い期待、出会ったことに対し自然な形で感謝する気持ち、などを奪い、「こっちは●●してあげた」という気持ちだから、相手の言動をジャッジしてしまうのかも。
デートに限らず、人と会う時に発する自分の波動には気を付けたいものです。
(気を付けます!)
デートといえば、実は私も最近、出会うかなぁという曖昧な段階を経験して、結局は出会いもしなかったという経験をしているのですが、大きな出会いの前に心を整えることが出来た素晴らしい瞬間だったと受け止めています。
(沈黙が訪れ、あぁ、これ、縁が切れたわと思った瞬間にひらりと心が切り替わりました。)
何かのご縁で出会えた人は良し。
出会えなくても、自分のステージが上がったと捉えて次に行きましょ。
これ、女性の視点から描かれていますが、男性もぜひエネルギー値の高い素敵な女性と出会ってほしいものです。


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