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こんにちは、洋書Lovers普及委員会 委員長Masumiです。
つい先日発表があった、滝沢秀明さんの経営陣退陣のニュースは衝撃でした。
私は熱烈なジャニーズファンではありませんが、彼がアイドル時代から好きでCDも持っていますし、彼が出演するバラエティー番組も観て楽しんだことがあります。
と彼を引き合いに出しましたが、本日のブログの話題は彼や彼を取り巻く環境ではなく、「世代交代」について。
多かれ少なかれ、そしてどんな形でも皆さん経験があることかと思います。
例えば学生時代に部活動をされていた方は、区切りの大会出場後に最年長の学年が引退して世代交代を経験する。
勤務されている方は、上が変わって世代交代を経験する。
もちろん、自分が定年など年齢などで区切りを迎えて世代交代するパターンも存在します。
私が世代交代を意識したのは、五年以上前に所属していたダンスクラブで活動していた時でした。
ダンスクラブと言っても、十代、二十代の限定的な世代がいるダンスクラブではなく、老若男女すべてにオープンな、個人経営のダンスクラブです。
その規模でも、過去には文化の日に合わせて市の施設で開催するイベントの中で私達のダンスを披露する場があり、活動は盛んでした。
そこに私が所属していた時、私が経験した世代交代というのが「上が変わる」パターンの世代交代でした。
私のお師匠さんが引退し、お師匠さんのお子さんが先生に就任したのです。
お師匠さんは既に八十歳を超えた方で、年齢もあり新しいダンスを作り出すことはせずこれまで貯めてきた演目を生徒さんに指導するやり方をしていました。
一方、新しい先生はお師匠さんのお子さんですので、四十代、五十代という年齢。
積極的に新しい演目を取り入れるタイプでした。
どちらも指導者としても、人としても、私は好きですし尊敬していました。
ただ、世代交代を意識するきっかけは、「どちらが私にとっての先生か」という心の軸によるものでした。
結論として、私の先生はお師匠さんだけだったのですね。
新しい先生が導入する新しいやり方に私がついて行けず、またここのダンスクラブとは別なことに興味を抱き始めた頃だったので、静かにこのダンスクラブを去りました。
去った日から五年以上経って思うことは、私は去って良かったなということ。
新しいやり方に順応出来ずに文句を言うモンスター生徒にならずに済んだし、興味を抱いたことも今でも続けていて、私の「好き」を大切に出来ています。
冒頭の滝沢秀明さんの話に戻しますが、社長就任当初は想像するに四方から様々なことを言われただろうし、中には家族経営のグループにそうでない滝沢さんが加わったことで不満を抱く人だっていたのだろうと思います。
彼より年長のジャニーズメンバーが退所した時は、色眼鏡で見て、彼の経営方針が気に入らなかったのかななんて感じました。
でも、自分がついて行きたい指導者は誰か、ということって私には大事な価値観ですし、その気持ちがわかります。
新しい指導者に賛同出来ないなら、相手を変えようとせず、自分が去る方が平和です。
そして、のちの結果もその方が綺麗です。
長年そこに存在するものが、永遠に存在するとは限らない。
変わっていいし、変化に対する対応の仕方は様々な形があっていいと実感した出来事でした。
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