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25年12月Book Reportで学んだこと

  • 執筆者の写真: Masumi
    Masumi
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

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洋書Lovers普及委員会 委員長のMasumiです。


今年も締めくくりの月がやってきました。

激動であり、結果的に諸々の集大成と年となった今年は、とはいえまとまった読書時間を取ることが出来て、好きな読書が出来ました。

来年はどんな年になるのかな。


それでは今回も、一か月の読書状況を振り返ります。

テーマは「私がこの洋書で学んだこと」。


12月は3冊読了しました。

・The Wedding People:幸せな二人の裏側には思ってもみない秘密がある。

・Coraline:一人になった時に自分を見つけられる。

・Frankenstein:生命に興味を持つことはいいけれど、越えられない一線は無視すべきでない。


近々私の周りに結婚をする人がいるのですが(祝)。

本作「The Wedding People」は、主人公の心の憂いと裏腹にお祝いムードでいっぱいになり、それどころかお祝いの中心人物が実は結婚に後ろ向きな気配を持っていたりと、一筋縄でいかない結婚話を繰り広げています。

自分が好きになる人は思いがけないところにいる、ということに気づける作品でした。

「Coraline」は、映画に先に興味を持って、鑑賞後に本に挑戦しました。

仕事に忙しい両親から興味を持ってもらえない子供が、異世界にたどり着き、自分を興味を持ってくれる両親(特に母親)と出会う話。

親の愛がほしいなら異世界に留まるのがいいけれど、子供=コララインの方が弁えている。

彼女が欲しいのは、本当の両親の愛情であって、異世界の訳の分からない、自分の両親と名乗る人達は信用していない。

その気持ちを理解するのは、主人公コララインが一人になって、自分の心とよく繋がっているから。

「Frankenstein」は、誰しも生死に興味を抱くなら、親近感が得られる話。

本作で訴えるのは、その誰しも興味を抱く生死の、超えてはならない一線を越えてしまった人がたどった末路を描いています。

結局、主人公ヴィクターは、一線を越えた後の責任を負わなかったからつらい思いをしたのですよね。

でも、頭ではわかっていても、責任取りたくないと思う。


来月はいくつ読了出来るかな。


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