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執筆者の写真Masumi

How to handle spoiler alert: ネタバレとのつきあい方

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こんにちは、洋書Lovers普及委員会 委員長のMasumiです。

先日、無断で出版された漫画の内容を公開したとしてネタバレサイト関係者が書類送検されたというニュースを見て、他人事とは思えずこの記事を書いています。


伝え方には注意しなきゃな、という気持ちが一層強くなりました。


私が昨年、洋書に関する活動をすることを、自分が所属するオンラインコミュニティで共有した時に、仲間の一人から「著作権に注意して本の紹介をするとよい」という旨のアドバイスをいただきました。

活動することにばかりで気持ちが焦っていた私にとって、力強いメッセージでした。

それから、ブログでの洋書紹介やブックカフェ開催の時には以下のことを注意するようにしています。


・ブログやインスタグラムで洋書を紹介する時に、出版物の写真は載せない

・紹介する洋書のイメージ図を載せる時は、あくまでイメージに留める

・ブックカフェで洋書の原文を音読する時は一部に留める。短い物語りでもすべて読まない

・洋書の内容紹介は、人の読書意欲をかきたてる紹介の仕方を意識する


上記を意識することで、洋書の内容と出版物のイメージに対する著作権に触れないよう注意できるからです。

私がやりたいことは、ネタバレすることではなく、洋書を紹介して相手に読んでもらうこと。

つまり、洋書を読む人のパイを増やしたい。

ネタバレを読んで満足してほしいのではありません。

この結論に至ったことで、私がすること・しないことが自ずと決まりました。

どうしてもネタバレを読みたい人はご自分で調べますし、ネットショッピングの大手サイトを検索すれば実際の書籍イメージを確認できますので、わざわざ私がイメージを載せる必要はない。

SNSでは多くの書籍紹介を行うアカウントがあり、本のイメージを視覚化することで人が見る機会は増えるのですが、これも実は著作権のグレーゾーンで、書籍出版者側に動かれるとアウトだと知りました。

(著者が相手に書籍を個人のSNSアカウントに載せることを許可した場合はok。)

イメージ図をSNSアカウントに貼ると書籍の紹介が楽なのですが、そういったリスクを冒してまで私は出版物のイメージを載せたいとは思いません。


ブックカフェも注意しなければならないのが、洋書の内容をどこまでインスタライブの中で話すかということ。

これまで二度行ったブックカフェですが、ネタバレした方が喋りやすいし、曖昧な表現を使わずに済みことを実感しました。

実際、インスタライブ中にネタバレしました。

ですが、ぽろっとネタバレしてから「あ、やっちゃった」と後悔したことを今でも覚えています。

小さな罪悪感を抱えたままインスタライブするのも、実はしんどいです。

これから読もうとしてくれた人の機会を奪うことだけは、やりたくないなと思います。


様々な人が閲覧するSNSで人の数だけ思いはあります。

今回の事件は、表現の自由なんていうけど、節度を守った伝え方をしないと法に触れることを改めて感じさせてくれたニュースでした。

私も注意します


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