top of page
執筆者の写真Masumi

Book Report: Don't Sweat the Small Stuff at Work

Author: Richard Carlson

翻訳版の有無: あり。「小さいことにくよくよするな!仕事はこんなに、楽しめる」

映像化: なし

英語レベル: Advanceレベル(洋書を一年間に1冊読了出来る)


この本を読むと、「考え方次第で自分の仕事が楽しくなる」というベネフィットを得られます。


皆さん、ご自分のお仕事は好きですか?

過去の自分も含め、「仕事つらいわぁ」とか「不労所得で生きていきたい」という声を聴いたことがあり、皆さん、ご自分のお仕事が好きではないことがわかります。

私も愚痴ばかりでした。

なぜでしょうか。

私の立場に置き換えて、なぜ「仕事つらい」と思ったのかというと、お仕事がつらいものだと思っているからでした。

今の私なら、それは違うと言えます。

仕事がつらいものなのではなく、私自身が仕事がつらいものだと思い込んでいるから、仕事がつらいんですよね。

人間だし、様々な思惑や力量の違いから、仕事でミスが起きます。

そういったミスに遭遇して、仕事が面白いものだと思えなくなる。

そして、仕事がつらいと言ってしまう。


いいえ、自分の捉え方次第で仕事がつらいとは言わなくなります。

そのヒントを100も書いて読者を励ましてくれたのがこの一冊です。

仕事の場面で出くわす小さなほころびや、そもそも日常生活で思わず感情的になってしまう場面でも、自分が物事をどう捉えるかでその後の展開が変わっていくということを示してくれています。

物事をコントロールしたい人は、ストレスを感じやすい。

失敗から学ぶ。

何でもかんでもコスト換算しない。

幸せは旅であり、目的地ではない。

本作は仕事にフォーカスして心の持ち方をアドバイスしていますが、普段の生活にも取り入れやすいマインドです。

上記に書いた点は、より納得出来た章だったなと感じています。


兄弟がいて第一子長女の私は、実は潜在的に下の兄弟をコントロールしたい願望があったり。

または失敗を思い返すとくよくよ悩んだり。

あまりアクションをコスト化しませんが、数値を出すとわかりやすいし人を説得しやすいので、その中毒性もよく理解しています。

プロセスを楽しむより結果を求めがちです。

本作で書かれたアドバイスのいくつかは、私にも刺さるものでした。


そして、本作の前提として、仕事をどれだけ好きになれるかがキーになってきます。

私は同じ会社に勤めて二十年近くになり、現在の三番目の職場が一番大変で一番やりがいがあったのは、やはり当時の上司として私の人生に入ってきてくれたボスの影響が大きいでしょう。

そしてその土台は、一番目の職場で自分の在り方を見つめ直したことも功を奏しています。

(その時は、ある意味人が求める自分になろうとしていたところがありますが、今の自分を見つけることに繋がるので、結果オーライ。)

一番目の職場の上司がかつて、「仕事場が毎日過ごす時間の中で一番長く過ごす場所。そこで関わる人達とどう過ごすかをよく考えて」とアドバイスをくれました。

当時の私は英語に関わる自分を認められず、自分を持て余していて、何事に対しても斜に構えつつも一番目の職場の上司の言葉をよく覚えて仕事に打ち込んだことを覚えています。

そして、その言葉を自身に刻んで自分づくりに取り組んできたお蔭で、二番目、三番目の職場で楽しく仕事をし続けてこられたのかと思っています。

えぇ、三番目の職場に異動して以降、月曜日が楽しみだったのも覚えてます 笑

その時の執着マインドもまずかったのですが。



閲覧数:0回0件のコメント

Комментарии


bottom of page