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執筆者の写真Masumi

Book Report: Peter Rabbit

更新日:2022年6月5日

Author: Beatrix Potter

翻訳版の有無: あり。邦題「ピーターラビット」

映像化: あり「ピーターラビットとなかまたち」「ピーターラビット」「ピーターラビット2/バーナバスの誘惑」

英語レベル: Basicレベル(洋書に一日3分向き合える)


この本は、こんな人達にオススメします。

・動物が好きな人

・人気者の秘密を探りたい人

・意外とシリアスな展開の物語が好きな人


さて、別投稿で触れたピーターラビットについて、今回アウトプットします。

ピーターラビット自体は、キャラクターと食器や雑貨などがコラボするため知っていましたが、作品を読んだことがなく、ようやく手にしたという格好です。

洋書に触れたのは実は十年以上前。

仙台のあるカフェを利用した時、そこにピーターラビットの洋書が一冊ディスプレイされていました。

自由に手に取ってokだったので、試しに読んだところ全く頭に入らず物語の流れがイメージが出来ない。

このことから、「ピーターラビットだめじゃね?イギリス英語だから?」と訳のわからない偏見を抱き続けていました。

さて最近ピーターラビットを読破する前に、先述の「Brambly Hedge」を読破したことから、同じイギリス英語でもジル・バークレム作品は読めると思っていたのですが、今回挑戦したところ全く問題がなく文章が頭に入り、描写もイメージ出来ました。

要は十年以上前の私の英語力が残念で、単に理解出来なかっただけでした。

ごめんなさい、ポッターさん 笑


地元の本屋さんで紙媒体も確認出来ましたが、23の話から成る本作品は、物語の多さと対照に物語は短くあっという間に読めます。

難しい表現も少ないため、英語初心者には手に取り易い作品です。

そして、ピーターラビット作品にはいろいろと突っ込みたい点が満載です。

23の話から成りますが、主役であるピーターラビットが登場する作品は驚くほど少ないです。

23ある作品のほとんどに登場するのかと思ったら、なんの。

近所に住むマクレガーさんとのエピソードは有名ですが、それ以外に何か活躍する話はあるかな、と楽しみに他エピソードを探りましたが、一向に出てこない。

ようやく出てきたかと思って読むと、別な疑念が私の中に渦巻きました。

ピーターラビットには従兄弟のベンジャミンバニーがいますが、おそらく、ベンジャミンの方がいわゆるリア充 笑

例えが不思議かもしれませんが、ピーターラビットとベンジャミンって「ロードオブザリング」のフロドとサムみたいなポジションにいると感じました。

主人公は確かにピーターラビットですが、よく読んでいくと、ベンジャミンはヒーロー。

問題解決をちゃんとやってくれるポジションに、ベンジャミンがいます。

ピーターはどちらかというと、そこにいる、いるだけで華。


さて、上記はあくまで私の憶測に過ぎなかったのですが、先日地元のダイソーさんで買い物をした時にキャンペーンのお知らせが貼ってあったのですが、それを見た時、上記の憶測はあながち間違いじゃないかもと思ってしまいました。

だって、見てください。

真ん中にいるのがベンジャミンなんですよ。

調べたところ、下記の4キャラクターを買うために必要なアイテムはシールと支払額なのですが、シールの必要枚数と支払金額はすべて一緒なのですよ。

なのに、ベンジャミンが真ん中。

こんな発見があるピーターラビット、ますます魅力的です。


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