Author: Beatrix Potter
翻訳版の有無: あり。邦題「ピーターラビット」
映像化: あり「ピーターラビットとなかまたち」「ピーターラビット」「ピーターラビット2/バーナバスの誘惑」
英語レベル: Basicレベル(洋書に一日3分向き合える)
この本は、こんな人達にオススメします。
・動物が好きな人
・人気者の秘密を探りたい人
・意外とシリアスな展開の物語が好きな人
さて、別投稿で触れたピーターラビットについて、今回アウトプットします。
ピーターラビット自体は、キャラクターと食器や雑貨などがコラボするため知っていましたが、作品を読んだことがなく、ようやく手にしたという格好です。
洋書に触れたのは実は十年以上前。
仙台のあるカフェを利用した時、そこにピーターラビットの洋書が一冊ディスプレイされていました。
自由に手に取ってokだったので、試しに読んだところ全く頭に入らず物語の流れがイメージが出来ない。
このことから、「ピーターラビットだめじゃね?イギリス英語だから?」と訳のわからない偏見を抱き続けていました。
さて最近ピーターラビットを読破する前に、先述の「Brambly Hedge」を読破したことから、同じイギリス英語でもジル・バークレム作品は読めると思っていたのですが、今回挑戦したところ全く問題がなく文章が頭に入り、描写もイメージ出来ました。
要は十年以上前の私の英語力が残念で、単に理解出来なかっただけでした。
ごめんなさい、ポッターさん 笑
地元の本屋さんで紙媒体も確認出来ましたが、23の話から成る本作品は、物語の多さと対照に物語は短くあっという間に読めます。
難しい表現も少ないため、英語初心者には手に取り易い作品です。
そして、ピーターラビット作品にはいろいろと突っ込みたい点が満載です。
23の話から成りますが、主役であるピーターラビットが登場する作品は驚くほど少ないです。
23ある作品のほとんどに登場するのかと思ったら、なんの。
近所に住むマクレガーさんとのエピソードは有名ですが、それ以外に何か活躍する話はあるかな、と楽しみに他エピソードを探りましたが、一向に出てこない。
ようやく出てきたかと思って読むと、別な疑念が私の中に渦巻きました。
ピーターラビットには従兄弟のベンジャミンバニーがいますが、おそらく、ベンジャミンの方がいわゆるリア充 笑
例えが不思議かもしれませんが、ピーターラビットとベンジャミンって「ロードオブザリング」のフロドとサムみたいなポジションにいると感じました。
主人公は確かにピーターラビットですが、よく読んでいくと、ベンジャミンはヒーロー。
問題解決をちゃんとやってくれるポジションに、ベンジャミンがいます。
ピーターはどちらかというと、そこにいる、いるだけで華。
さて、上記はあくまで私の憶測に過ぎなかったのですが、先日地元のダイソーさんで買い物をした時にキャンペーンのお知らせが貼ってあったのですが、それを見た時、上記の憶測はあながち間違いじゃないかもと思ってしまいました。
だって、見てください。
真ん中にいるのがベンジャミンなんですよ。
調べたところ、下記の4キャラクターを買うために必要なアイテムはシールと支払額なのですが、シールの必要枚数と支払金額はすべて一緒なのですよ。
なのに、ベンジャミンが真ん中。
こんな発見があるピーターラビット、ますます魅力的です。
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