top of page
執筆者の写真Masumi

Book Report: The Rabbit Who Wants To Fall Asleep

Author: Carl-Johan Forssen Ehrlin

翻訳版の有無: あり。「おやすみ、ロジャー」

映像化: なし

英語レベル: Basic(洋書に一日3分向き合える)


この本を読むと、「眠りの実験が出来る」というベネフィットを得られます。

本作は、子供の寝かしつけに関してバラエティ番組で取り上げられた作品です。

子供が確実に眠るという観点で、科学に基づく検証をし、それを取り入れた内容になっています。


主人公のウサギのロジャーは、うまく眠りにつくことが出来ないウサギさんで、母親と一緒に眠り方を教わるため近所に住むあくびおじさん(Uncle Yawn)の元を訪ねます。

彼を訪ねる最中、いかにも眠そうなおねむのカタツムリ(Sleepy Snail)に出会って、彼自身が行う入眠方法の話を聞いたり、ウトウトフクロウ(Heavy-Eyed Owl)からリラックスして入眠のルーティンに入ると眠れると話を聞いたり、ロジャーはますます眠りたくなります。

そしていよいよあくびおじさんと対面し、見えない魔法を掛けてもらったロジャーはうとうとしながら帰路につくのです。


このロジャーと一緒に旅をするのは母親ウサギと、そして寝かしつけたい子供である「きみ」です。

作品の登場人物達はロジャーに対して話しかけるため、「きみ」は直接物語の中に参加することはありません。

しかし、ロジャーの傍でやり取りを傍観することから同じように入眠の流れにのり、ロジャーと一緒に眠りにつくようになります。


私が観たバラエティでは、実験に参加したご家庭のほとんどが子供のスムーズな寝かしつけに成功。

眠気を誘う雰囲気や物語の読み方に子供達がつられてしまうのですね。

ちなみに私も本作を読んだ時は、前日に深酒をしたのでだいぶ疲れていて(リアル)。

リラックスして読み進めることは出来たのですが、変に「寝てくれましょう!」と肩に力が入ったのか、眠るところまではいきませんでした。

そして、今、レビューしながらもう一度本作のページをめくったのですが、ちょっと眠いです。

大人には生活を回すタスクがあるため、眠ると決めた定期的な時間以外に眠らないよう我慢する癖があるので、もしかすると眠りにくいのかもしれませんね。

でもリラックスするので確実に欠伸はでます。



閲覧数:0回0件のコメント

Commenti


bottom of page