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洋書Lovers普及委員会 委員長のMasumiです。
新しい文化に触れるって少し緊張しますけど、深く考えさせられることがたくさん。
この章はそれを意識させられます。
Chapter 10: A Bosom Friendを読んだ感想をば。
教会で説法を聴いた後、ホテルにて。
部屋にある本のページをめくるキークエグの姿を見て、イシュマエルはこの異文化を象徴するキークエグについて思いを巡らせます。
キリスト教の宗教色が強い環境下で、キークエグはpaganといって多神教あるいは異宗教の民です。
偶像崇拝している時点で、イシュマエル視点でキークエグは「アウト!」なのですが、キークエグ自身に野蛮さは見られない。
同室、同じベッドで眠るのも何かの縁。
ということでイシュマエルから歩み寄り、キークエグの宗教観を受け入れるのが本章となっています。
私が目にした文献に偏りがあるのか、キリスト教系側の立場が多神教側の立場を受け入れる描写が多い気がします。
あくまで、気がするだけ。
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