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洋書Lovers普及委員会 委員長のMasumiです。
ピーコッド号出航!の前に、イシュマエル達に直接大きな影響を与えたわけではないけれど、印象的なキャラクターが登場します。
Chapter 23: The Lee Shoreを読んだ感想をば。
いくつかの章を遡った時間軸に戻り、作者は本章でバルキントン(Bulkington)というキャラクターを登場させます。
彼は四年の航海から戻った男性で、ピーコッド号船出の際にガイドする姿が描かれます。
ですが、彼の登場は限定的で、本章と第3章のみ(第3章に名前出てたっけ??)
しかも本章では、バルキントンはやがて亡くなることが示唆されています。
調べると、当初登場させるはずだったこのバルキントンは、途中で不要なキャラクターになったとか。
彼の航海からの帰還、そして死をうたう本章は、目的達成具合を抜きに幸せな船乗りを表しているなと感じました。
航海中に病気や怪我で亡くなる場合だってあったのだろうから、無事に戻ってこられたのはよかったなと思います。
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