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執筆者の写真Masumi

Project: 135日のモビィ 3/ Moby Dick Diary 3[再掲]

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洋書Lovers普及委員会 委員長のMasumiです。


読み返すとわかる、自分が読み飛ばしていた事実に。

この章では主人公のイシュマエルが、見知らぬ人と同室、同じベッドで寝ることになるのですが、その背景を読み飛ばしていました。

部屋が満室で借りることが出来ず、同室でベッドシェアなら出来るよと家主に言われたのが理由でした。

始めはお断りしたイシュマエルでしたが、寒さに耐えきれず、承諾。


以下、再掲


Chapter 3: The Spouter-Innを読んだ感想をば。

イシュマエルが利用した宿屋での出来事。

陰鬱とした雰囲気は相変わらず。

宿屋の壁に掛かった絵を見て、その特徴を語るイシュマエル。

その絵には鯨が船へ体当たりし、人間が鯨と激戦する様子が描かれていて、まるでイシュマエルの未来の様子を予言しているようです。


陰鬱とした物語の様子にちょっとしたスパイスが入れられたのが、この章。

なんと、宿屋の空き状況からイシュマエルは見知らぬ人とベッドを共有することに!

えぇ、そんなことってある?!

たとえ同性でも、同じベッドで寝るってどういう状況なの?

ってことで、イシュマエルは同室・同ベッドとなるキークエグ(Queequeg)と出会います。

刺青だらけでcannibal(食人族と訳されますけど、その単語の通りカニバリズムを良しとする人なのかは不明)、いかつい風貌のキークエグとのエピソードはいかがなものか。





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