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洋書Lovers普及委員会 委員長のMasumiです。
Chapter 49: The Hyenaを読んだ感想をば。
結局徒労に終わった初めの捕鯨は、乗組員達に気だるさを与えます。
航海が始まって以来、最初に経験する捕鯨の胸の高まりにより皆走り回りますが(仕事中なので)、鯨を取り逃がすと当然虚無感が襲います。
そんなシーンを描いたのが本章です。
ナレーターを務める人物(イシュマエルとは名乗らない)は、気安くキークエグを労い、二等航海士スタッブにも、今回の件で立ち回ったスターバックを褒めの言葉を告げます。
この、ナレーターが誰なのかわからない手法、数いる乗組員達の視点の動きのようで面白いです。
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