Author: The Brothers Grimm
翻訳版の有無: あり。「猫とねずみとお友だち」
映像化: あり「ブラザーズ・グリム」
英語レベル: Basic(英語に一日3分向き合えるレベル)
*この作品はグリム童話に含まれています。
この作品から学ぶこと。
・狼の皮を被った友達もいるから気をつけろ。
(Have watchful eyes: sometimes a friend hides his would skin and disguises in sheep.)
前回、6月にこの「The Complete Grimm's Fairy Tale」を読み始めたのですが、自分の興味の対象の移動、アウトプットとの折り合いがつかずに頓挫していました。
満を持して再開します。
猫とねずみが友達になるという、ドキドキする設定で紡がれるこのお話。
友情を結び、同居を始めた猫とねずみは次の冬を越すために保存食を教会に隠しますが、猫がねずみの目を盗んで少しずつ食べてしまうんですね。
何も知らないねずみが、本当に必要になった時に悲劇に見舞われます。
友達を装った敵を表現する時に使われる動物が、狼、あるいや蛇です。
これらは寓話や聖書を参考に使われています。
羊の皮を被った狼。
地を這い友よと声を掛ける蛇。
なのでこの表現を使い、本作から学べることを表現してみました。
猫好きの私としては、猫が悪役にされるのはあまり良い気がしませんが、致し方ない。
異種族同士では中々友情を育むのは難しいものですね。
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