The Brothers Grimm: The Strange Musician
- Masumi
- 5 時間前
- 読了時間: 2分
Author: The Brothers Grimm
翻訳版の有無: あり。「奇妙な音楽家」
映像化: あり「ブラザーズ・グリム」
英語レベル: Basic(英語に一日3分向き合えるレベル)
*この作品はグリム童話に含まれています。
この作品から学ぶこと。
・音楽のロマンチックさに惑わされてはいけない。
(Sometimes, music changes everything.)
グリム童話とは全く関係ありませんが、以前、SNSの動画で、音楽一つで違う雰囲気の映画になる、というミーム動画を観たことがあります。
取り上げられていた映画のワンシーンは、戦闘前のシリアスなのですが、音楽を変えて編集された動画はラブシーンを彷彿とさせる仕上がりに。
音楽一つでこんなに印象が違うんだな、と感じたのを覚えています。
そんなミーム動画を思い出させてくれた本作。
長いこと一人で過ごした音楽家が、誰かと一緒にいたいなと思った時、笛を鳴らして現れたのは狼、狐、そして野兎(個々に現れます)。
動物達は、彼の笛の音に魅せられて、自分も演奏してみたいというのです。
動物の相手を求めていない音楽家は、騙して木や草むらなどに彼らを繋げて逃げていきます。
ようやく人間に出会った時、音楽家に騙されたと怒り、捕まった縄などをほどいて追ってきた動物達と対峙するのですが、最後に出会った人間も音楽家の笛の音に魅せられている側です。
彼の働きにより、物語は大団円に終わるのですが、すべての始まりは音楽でした。
私達も普段生活していて、音楽によって気分が左右される場合もあります。
過ちにならない程度に音楽に魅せられるのは、いいかもしれませんね。

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