洋書Lovers普及委員会 委員長のMasumiです。進捗報告です。
実は今回、二回目の挑戦で読了いたしました。
先月に前作The Road to Ozを読み終えてから数日後に本作を読み始めたのですが、気持ちが乗らず、途中であえなく断念しました。
別作品への興味が勝り、そちらと浮気を終えてから今月3日に改めて戻ってまいりました。
って、なんていう言い訳??!
本作のテーマは、タイトルとなるエメラルド・シティが永遠の存在になること。
カンザス州ではドロシーと叔父、叔母家族の懐事情がだいぶ苦しくなり、先が見えなくなる不安に面します。
オズ国では、前作で登場したNome(ノーム)という地底の種族達を統べるノーム王が、彼の宝をドロシーとオズ国の統治者が奪ったとして、オズ国へ復讐せんと企みます。
これらのファクターを経て、エメラルド・シティ、ひいてはオズ国が永遠の存在になる姿を描いています。
児童書向け作品のため、冒頭に書いた課題、特にノーム王がオズ国への復讐することに対するオズ国の住人の対処法が平和的でした。
こんな都合のいいことある?!と思わずツッコミを入れてしまいましたが、全体的に読み応えのある作品でした。
作者ボームとしては、本作品を持って一旦幕を下ろしています。
そんなことを経て七作目を手掛けたので、どんな作品になっているのか、次回も楽しみです。
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