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執筆者の写真Masumi

読了: The Lost Princess of Oz (OzPj)


洋書Lovers普及委員会 委員長のMasumiです。進捗報告です。


6月は一本集中、Christopher Marlowe作品に集中するはずが未達に終わりました 笑

やっぱり読書最高。

15日に読み始め、飛び石しながら19日に読了しました。


さて、今までオズ国の統治者に関する記述を伏せ、「オズの統治者」という名称でこのブログや自身のInstagramに投稿してきました。

下手に書くとネタバレになってしまうので隠していましたが、本作品の投稿をするにあたり逃れられないところまできてしまったため、一つだけネタバレをします。

本作品はオズの統治者をメインに書かれた作品です。

なのでお分かりでしょう。

オズの統治者は女性です。

ちょいちょい含むような記載をしてきましたが、もしかしたら気付いた方がいらっしゃったかもしれません。

「女性が重要なポジションに就く記載が多い」という旨ですね。

ドロシーもオズ国においてはプリンセスのタイトルがありますし、過去作品に登場した脇役にジンジャー(Jinjur)がいて、彼女はかつて軍のトップにいました。

オズの魔法使い作品を通じて力のある女性として描かれるのは良い魔女のグリンダで、彼女も女性です。

悪い魔女達も女性ですね。

オズの魔法使いシリーズはあらゆる場面で女性達の活躍が目覚ましい作品だと気付くことが出来ます。

話を反らしましたが、本作品はそのオズの統治者が訳あって姿を消してしまい、ドロシー達がオズ中を捜索する内容です。

統治者の失踪のほかに、統治者が持つ魔法の地図、グリンダが持つ魔法の本、オズの魔法使いが持つ魔法術のしかけ、更に彼らとは遠いところで金の皿が忽然と姿を消すという同時多発に物がなくなります。

捜索を進めるにつれて、ドロシー達は、グリンダとオズの魔法使いのみ魔法を使うことを許されているルールに反し、魔法を使う存在を発見するのです。

比較的短い物語ではありましたが、これまで何か在るものを探す冒険でしたが、今回はなくしたものを見つけに行く目的の異なる旅で、こちらも面白かったです。













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