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執筆者の写真Masumi

読了: The Road to Oz (OzPj)


洋書Lovers普及委員会 委員長のMasumiです。進捗報告です。


子供達に愛された本だと毎回納得して読んでいます。

本作品も新キャラが登場するし、ドロシーが相変わらず度胸が据わっているなと感心しながら読み進めた結果、2日からスタートして本日読了しました。


タイトル通り、オズの街であるエメラルド・シティへ続く道を探すことになったドロシーの物語です。

今回も新たに、シャギーマン(Shaggy Man)という毛むくじゃら男、バトンブライト(Button-Bright)、ポリクロム(Polychrome)というキャラクターが登場し、ドロシーとオズの街に向かって旅していきます。

シャギーマンに道を聞かれたドロシーがそこまで案内すると、実は目的地に行くつもりはないというシャギーマン。

そんな彼とひとしきり笑った後、帰宅しようとしたドロシーは彼と共に道を失います。

そこから二人は複数に分かれる道を一つ選んで旅すると、バトンブライトとポリクロムという新たな人物達に出会う、という物語の流れになります。


必ずエメラルド・シティへたどり着くことになる登場人物達ですが、キーワードは、どの人の視点でも「Homeはどこか」という点を本作では特に意識しました。

各物語で、彼らはどこに戻っていくのかというところが描かれていますが、本作もエメラルド・シティを訪れながらも、必ずHomeがある。

オズに出てくる各街はどこも素晴らしいところでも、ドロシーのHomeはカンザスなんだよね。

彼女のぶれない軸に感動した作品でした。








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