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執筆者の写真Masumi

読了: The Tin Woodman of Oz (OzPj)


洋書Lovers普及委員会 委員長のMasumiです。進捗報告です。


6月の一本集中型計画は、一本集中という点では未達に終わりました。

前作The Lost Princess of Ozを読了した19日に読み始め、翌日20日に読了しました。

笑う、即日バトンタッチ。

めっちゃ読書すきやん、自分。


さて、今回はがっつりタイトルのブリキのきこりが主人公でした。

かかしは可哀想だったけど、良かったね、きこりよ。

きこりには、その姿をブリキに変える前に悲しい過去がありました。

彼は元々は血肉が通った存在で、ニック・チョッパーという名前を持ち、マンチキンの民のニミー・アミー(Nimmie Amee)という女性と将来を誓っていました。

しかし悪い東の魔女がニミー・アミーを下僕として使っていて、結婚によって離れることを許さなかったために、ニック・チョッパー所有の斧に魔法を掛けられ、体を切り刻まれるという目に遭います。

オズ国はその民達が死ぬことはないため、その体を接いでもらいブリキのきこりになったのですが、血肉が通うことのなくなったブリキのきこりはニミー・アミーから離れてしまいました。

そのニミー・アミーを探しだそう、というのが今回の物語です

東の魔女はその後竜巻でオズ国に迷い込んだドロシー(正確には彼女の家)に倒され、ニミー・アミーは自由の身になっているはず。

今度こそ過去を清算し、未来を考えるブリキのきこりに待ち受けるものとは。

という、こちらもある種恋愛物でしたが、別作品の恋愛物と違い、ドロシーにより近いブリキのきこりが主人公だったので感情移入しやすい作品でした。

物語は驚きの連続です。















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