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洋書Lovers普及委員会 委員長のMasumiです。進捗報告です。
前回の状況から一転。
実は5/31に読み始めて昨日、読了しました。
ダレンの行く末が気になって、一日フライングしました。
4巻から続くヴァンパイア・マウンテンでのエピソードは、5巻の最後で急展開を迎え、その続きが本6巻で描かれました。
死と隣り合わせのトライアルに挑戦したダレンでしたが、結論としてヴァンバイア・マウンテンから脱出することに。
そこで彼に手を貸した一人のヴァンパイア将軍の裏切りを見ることになります。
彼らヴァンパイアが敵対する、元の同胞「ヴァンパニーズ」を率いていた裏切り者の将軍から逃れたダレンは、もう一度ヴァンパイア・マウンテンに戻り、危機を知らせることになります。
ダレンにとって、ヴァンパイア対ヴァンパニーズの初の攻防は、つらい別れと予想外の収穫を得ることに。
裏切り者の将軍は、決して自己中心的に動いたわけではない。
同胞間の愚かな戦いを、ただただ終わらせたいだけ。
今回の攻防は、どちらが勝利をしても裏切り者の自分の居場所はないと初めから理解し、自己犠牲的に動きます。
彼の姿はダレンに大きな影響を与えました。
そう、これは共食い。
4巻から6巻を通じて、ヴァンパイア達は同胞であったヴァンパニーズとの戦いを協議していきますが、先述のとおり、同胞であるから殺せばヴァンパイアの絶対数が減ります。
そして、作品に登場する重要人物、ミスター・タイニー(Desmond Tiny)が予言したヴァンパニーズの中から「ヴァンパニーズ大王」Lord of Vampanezeが現れてヴァンパイア一族を一掃するというものを、食い止めたいのです。
歴史と伝統を重んじるヴァンパイアの重鎮達に対し、裏切り者の将軍はヴァンパニーズとの和解を試み、そして今回失敗。
結局は、この攻防はダレンをも巻き込み、次回以降に更なる戦いが繰り広げられるのです。
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